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絶景の紅葉

「本当に美しい」とその景観に感動しながらも
二度と訪れたくないと思う場所ってありますか?
私はあります。
寒霞渓2


オチなし。小豆島にある寒霞渓という紅葉スポットです。

秋より春が好きだし、紅葉よりは桜を愛でるタイプなのですが、
小豆島に住んでいたら、逆の人間になっていたかもしれないですね。
それほどに見事な景色を堪能させて頂きました。

大体、わたくしという人間はあまり主体性がなく、
旅行と言えば、誰かに誘われてくっついていくタイプなので、

「四国に旅行に行こう」と友人からお誘いがあった時も

「四国。。って、うどんだっけ。あと坂本竜馬。 よく分からないけど、いいよ。行こう。」
と深く考えもせずについて行く事にしたのでした。

ですから、小豆島と言われても、
「24の瞳の舞台になった島。でもさほど興味無し。」
で紅葉と言われてもピンと来ませんでした。

「山頂から、ロープウェイで下るのよ。渓谷が色づいて紅葉を上から見る事が出来るんだって」

「ふーん。」


紅葉なんて上から見ても下から見ても大して変わらんのでは?
などと思いつつ、四国の高松からフェリーにのって小豆島へ

フェリーから小豆島に降り立つと、そこは一面の





視界1メートルではないかと思われるほどの




でも折角飛行機に乗って、フェリーにゆられてここまで来たんです。
後にはひけません。意地になってバスに乗り込み山頂を目指しました。

普段だったら窓からそれは美しい山並みや、
いろどり豊かなもみじが見られるはずであろう
景観を楽しむ事も出来ずに、ドライアイスを過剰に設置しすぎて
効果台無しにしてしまった舞台のような




丁度、山の中腹あたりに展望を楽しめる見晴らしの良い場所があるようで
そこで5分か10分バスが止まりました。
おそらく観光客はここで写真を撮ったりするのだろうなあ。

私  「どうするの。」

友人 「どうするったって。ここまで来ちゃったんだから。」

私  「確か、他にも野生の猿を見る事が出来る公園みたいなのがあるらしいよ。
    そこに行くっていうのはどう?」

友人 「今、私の足元に何がいると思う?」

私  「何がいるって。。。何かいるの?」

友人 「犬よ。柴犬がいるのよ。見える?」

私  「。。。。見えない。」

友人 「足元の柴犬も見えないのに、猿が見える訳ないじゃん。」

私  「そうだね。。」


そんな事行ったら、紅葉はどうなるのよ。という話ではありますが、
もうここまで来たからには行く!何がなんでも山頂まで行く。
半ば意地です。ヤケです。だって、こんな遠くまでお金払って来ちゃったんだもん!

とは言え、期待値ゼロ。乗り物がバスからロープウェイに変わっただけで
視界は真っ白なまま山頂から下に降りて行くのだろうな。。と暗澹たる気持ちでした。

ようやく山頂にたどり着いた私達は
ロープウェイのお金を支払い、イスに腰かけました。
暫くすると四角い箱はガクンと揺れてゆっくり動きだしました。
窓ガラスに手を置いて、ため息をつきながら外を見るとやはり霧。
その時

すーっと。

割れるように霧が消えていき、視界が広くなりました。
渓谷の崖の側面と、私たちの下に広がる山の斜面は
一面の美しい紅葉。

寒霞渓

これはネットから拾ってきた画像です。私達が見た時はもっとずっと赤が強かったです。
そして、岩肌は濡れて真っ黒でした。赤と黒の美しいコントラスト

「紅葉というのは、木から養分をもらう力が無くなった葉の最後の悲鳴だ」
とどこかの小説家が書いているそうですが

いやはや、むべなるかな。と納得してしまいそうな美しさ。
霧に水分を与えられて、その悲鳴をあげた葉の一枚一枚が
生き生きと美を競っているかのようでした。

極楽浄土とはおそらくこんな景色なのでしょう。

仏は常にいませども、現(うつつ)ならぬぞあわれなる、
人の音せぬ暁に、ほのかに夢に見え給ふ。


手を合わせて拝みたくなるような、言葉に出来ないような、
美しいと言う表現で片づけてはいけないような
そんな有難いものを見せて頂いたような時間でした。


ですからね。。。
もう見たくないんですよ。もうあれ以上のものは二度と望めないと思うんです。
期待値0からレベルマックスになったドラマティックな演出も
紅葉を見る時期のタイミングも
霧が紅葉に与えた美も

何もかもが揃わないと無理なんですもの。

私が再びあの寒霞渓を訪れる事はもうないです。
行くと、思い出が壊れてしまいそうで嫌なんです。

そんな風景、見た事ありますか?

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No title

自然の演出が素晴らしすぎたんですねぇ。
一度そういう思いをしてしまうと、二度行きたくなくなる気持ち
よ~くわかります。
私は、あるかなぁ?
そんな経験。

北海道を旅した時に、夕暮れ時に山道に入りました。
霧はまいているし、道は細いし「熊に注意!」だし
ちょっとだけ心細かったのです。
道をたどって二股でわかれ、カンで選んで進む。
時間はかかりましたが目的地に到着。
その日はキャンプ場でキャンプの予定だったので
テントを設営していたら、
「ど~ん!」
と花火が上がりました。
その日は、この地域の花火大会。
小高い場所にあるキャンプ場は、素晴らしい眺め。
なんだか、心細さに耐えてここまでやってきた私に
素晴らしい贈り物があったように思いました。

もし、もう一度、その場所に行っても
同じ体験はできないだろうと思っています。

大事な思い出♪

No title

どんな感動もその時だけのもの
でも、もしかしたら今度は別のものが見られるかもしれませんよ^^
私は、懲りずにまた行って、がっかりして帰ってくるくちです(笑)

文字通りの意味でw

ぉお、素晴らしい♪
いい意味での二度と訪れたくない場所ですね♪

しゃて、文字通りの意味で二度と訪れたくない場所・・・・・
ありますw
いや、悪い意味では決してないんですよ
大変感動した場所です

「嫗仙の滝」 是非検索してみてください
参考HPを一つだけ載せておきますね
http://www5a.biglobe.ne.jp/~dabomb/beechforests_yamatabi_ousen_no_taki.html

これは感動します!!
何が感動するって・・・・・「見た目 火星の滝!!」なんですよ!!
鉄分を帯びた水によって、赤く染まった滝・・・・・・・
実際に見ると驚きますよ!

しゃて、それでは何故二度と行きたくないか・・・・・っと申しますと・・・・・
上のHPより抜粋
「登山が趣味の人にとっては、ごく普通の山道です」

(>o<""=)~
見るためには、山を延々と下っていくのですよww
途中の東屋には何故か「スキーのストック」がたくさんおいてありまして
「なんだろこれ、なんでこんなところにスキーのストックが」

~(=`・・´) 激しく必要でしたww
行きはいいんですよね、下っていくだけだからw
帰りが地獄でしたー(爆
ストックに縋りながら、ひいひい言って上っていきますよw

私を含めて、一緒に言ったみんなの感想・・・・・
ぃやぁ 感動した!
でももう二度と行かんぞ!!
(ps中腹に火星人の顔が)

No title

miwaさんの巧みな文章を読んで、
私も脳の中でちょこっとだけ味わえたと思います(*^-^*)
深い霧の中から現れる真っ赤に染まった景色。。
さぞ!さぞ!美しかったことでしょう~見事な演出です。

高~い場所に浮かんでいる事も全く気にならなかったんですね!
最初にロープウェイときたので、私はてっきり、、、。(そうか、オチなしでしたねw)

私は、長年チェコに憧れていて、
チェコ語や、チェコ映画を見ては想像を膨らましていました。
チェコ好き歴、10年目にして初めて行ったんです。
一生懸命勉強したチェコ語はほとんど役に立ちませんでしたが、
ドブリーデン(こんにちは)の言葉に、ドブリーデンと返してもらった時の嬉しさv
写真だけでしか見たことない建物を実際にこの目で見て、
この足で立っている。。。その感覚を常に心に焼き付けてました。
もう二度と行けなくてもいいです♪この感動は二度と味わえないのでw
60歳になったらもう一度行ってもいいかもです♪
オウエンポチ~♪

Re: No title

ひびき様

> 道をたどって二股でわかれ、カンで選んで進む。

こわかったでしょうねーー。
熊注意、細い道、霧。。。それで二股をカンで進むのは勇気いります^^A
その時花火を見た美しさはひとしおですね!
「ああ。良かった。来てよかった」と思える瞬間ですねーー。

花火と言えば、豊島園で夜に打ち上げられた花火が私の中では一番です。
園内で打ち上げたので、真上の花火を見ることができました。
あれは本当に綺麗でした。これはもう一度体験したいですw

Re: No title

raintree様

> 私は、懲りずにまた行って、がっかりして帰ってくるくちです(笑)

おお。チャレンジ精神旺盛ですね(^o^)
他にも感動した景色があります。そこは竹富島なのですが、
これも、二度と同じ体験が出来ないと思いますが、
がっかりしても良いので、もう一度行ってみたいです。^^

Re: 文字通りの意味でw

うみねこのイリーナ様

> 「嫗仙の滝」 是非検索してみてください
> http://www5a.biglobe.ne.jp/~dabomb/beechforests_yamatabi_ousen_no_taki.html

ほんとだ!(゚Д゚ ) 真赤だ!
草津温泉が近くにあるんですね。
硫黄成分で赤くなっているのですね。でも普通は茶色かさび色ですよねー。
でもこれは赤いぞ。岩が血のように赤い。

> 見るためには、山を延々と下っていくのですよww
> 途中の東屋には何故か「スキーのストック」がたくさんおいてありまして

最初に下って、後から激しい山登りが待っている訳ですね^^A
ストックが置いてあって良かったですねw
富士登山は下りが怖いですw 道が舗装されてないので、
小石だけの道を下っていくんですが、何度も捻挫しそうになりました。

> (ps中腹に火星人の顔が)
マシュマロマンを悪くした顔っぽいw

Re: No title

すみれマミー様

> 私は、長年チェコに憧れていて、
> 写真だけでしか見たことない建物を実際にこの目で見て、
> この足で立っている。。。その感覚を常に心に焼き付けてました。

ああ。素敵ですね。
以前チェコが好きって言ってましたもんねー。
夢に描いていた場所に、今立っている。
その瞬間瞬間を味わって、いつまでも覚えていたいと思う気持ち。
もう来れないかもしれない。だからこのひと時を大切にしたい。
ですね?
海外のどこに好きか?これもまた面白いテーマですよね。
私はギリシャとイギリスが好きです。
映画もギリシャ、イギリスが舞台のDVDをよく借りてきて見ちゃったりするんですよ。
でもなぜ惹かれるのかは分かりません。。。
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